
整復を行う技術を整復技術と言い、日本古来の医療技術であると同時に世界に例を見ない極めて繊細な徒手療法、用手療法の1つでもあります。正確で緻密な技術を必要とすることから、技術力や技術精度を上げるために長い時間をかける地道な作業と努力が必要になります。
整復技術は“わざ”として理解され、巧みや熟練などの熟達度や経験を含んでいるが、科学的、理論的、論理的な技術体系であることから、技法を支える理論や整復技術の詳細な方法論等を知ることが整復技術の全体像を理解する近道になるのです。
臨床整復医学の本旨は、整復を行うために必要な整復医学理論や整復技術理論、整復技術の臨床応用などを見極めるための学問であり、同時に整復技術をいかに短期間でマスターし、人間生活に有効性(効果)をもたらすかを考える学問でもあります。